コラボブランド 「F line 」について

オーダーで製作したiPhoneケースが完成しました。

iPhone8plus用のご依頼で、「HAPPYな感じで」あとはお任せで!という内容でした。(写真で中に使っているのは6plusなのでカメラの位置は少し違います。)

で、内容はKAZUYA FUJISAKUのものではなく、コラボしているF lineのものなのですが、製作していて色々と感じるものがあったので、ここに記したいと思いました。

まずは完成したこちらをどうぞ

裏面サイド

 

正面サイド

Fline(エフライン)というのは、革作家である僕と、彫金師の秋濱克大さん、画家の大和田いずみさんの3人で展開しているブランドです。
3人とも神奈川県の平塚というところで活動しています。

F lineでは僕は主に、デザイン構成、ベースになる革の組み立てを担当しています。
そして、製作している間ずっと、二人の提供してくれた素材と触れながら進めていくわけなんですが、これがもうとてもグッと来るんです。

まず画家のいずみさんは、革に直接ペイントをします。そして製作にはこれを使うんですが、この素材と長時間向き合っていると段々とわかって来るものがあるります。

革に直接ペイントしているのが何がそんなにいいかというと、
まずこのテクスチャー。わかりやすく言えば、この立体感!
ペイントした際に生じる絵の具の盛り上がりや、

筆の動きなど、プリントしたものだとどうしてもこういったものは表現しづらくなります。

また直接ペイントということは、同じものは2つとしてないので、すべてオリジナルのものになります。

そしてこれは好みのようなものになってしまいますが、いずみさんのペイントからは、オーラというか光る粒子のようなものが放出されているような気がします。それも直でペイントしていることによって、使う人にダイレクトに「感じ」が伝わるんじゃないかなと思います。

 

 

 

続いて秋濱さん

このアイテムでは秋濱さんの仕事は、刻印する羽の製作です。(バッグなどの場合は、一点もので製作した金属のパーツを使用する。)

しかしその革に施した刻印がやばいわけです。

和彫(わぼり)という技法で作られた金型でプレスすることによって、生まれる盛り上がった羽が革の上に生み出されます。この繊細な動き。

 

こちらは箔を乗せて羽の刻印を押したものです。かっこよすぎ。

この革に押した刻印が素敵なのはつまり、こちら

刻印自体が超かっこいいんです。
こちらは真鍮という素材に、直に彫りを施してあるので迫力がやばいです。

普段秋濱さんは、指輪、ネックレス、チョーカーなどのアクセサリーなどの製作がメインなんですが、そのクオリティーで刻印を製作するとこんなことになってしまうんですね。

そして、、、

その二つが組み合わさると、こうなります

あーもうやばい。
それぞれの仕事の時点で深みが感じられるのに、それを重ねるとそれらにレイヤーが加わって、折り合いが素晴らしいです。

そんな素晴らしいアーティストが用意してくれた素材を「製品」として組み立てるとこのようになります。

あーもうほんと贅沢すぎる!笑

ちなみに僕が思うに、この組み立ての行程も、もう一つのレイヤーになっているので、さらに深みと広がりが生まれているのでは。

ペイントした革からの切り出しのトリミングやパーツの構成、

ステッチなどが具体的なその要因であるとも思えます。(ステッチの色に関しては依頼主さまの雰囲気に合わせて選びました。)

 

こうして一つの作品を作るにあたって、3人がそれぞれの手作業を重ねて行くというのは、効率を考えればベストではないのかもしれませんが、面白いものを作ろう。いいものを作ろう。持つ人が喜んで幸せになるものを作ろうと考えていった先にあった自然な形だったと思います。

以上!製作中に勝手に感動したことを書きました!

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F line関係のスケジュールをザッとかくと
・10月12〜14日 横浜 三渓園にて秋濱さん展示販売
・10月31〜11月6日 銀座三越7階にて秋濱さん、Fline展示販売
・11月30〜12月2日 平塚1761studioにてFlineクリスマスイベント
・1月末〜2月頭 伊勢丹新宿5階センターパークにてFline展示販売

それぞれのイベントの詳細が知りたい方は、僕か秋濱さん、いずみさんまでお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

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