赤い革への憧れ

昔から赤い革に惹かれるところがあります。

 

 

それはそこまで昔ではなくて、ここ10年くらいのこと。しかしその惹かれる原因というか源みたいなものはどこにあるかを記憶の感覚にグーっと探しに行くのですが、それがどうもハッキリしないのです。

 

 

1番ピタッときているのは、中学2年の冬に買ってもらった、オレンジがかった赤い革で出来た玉澤というメーカーのキャッチャーミットではないかと思っています。

 

 

 

なぜその色のミットを選んだかたというと、当時ピッチャーをやっていた安島くん(あだ名はアジ)のグローブが赤だったのです。

 

 

ちなみに安島くんは、キング牧師にそっくり。

 

 

僕のチームのカラーはブルー。おそらく当時の横浜ベイスターズのホームユニフォームをベースにつくられた白地にロイヤルブルーの縦縞というデザインでした。そして帽子につくワッペンは、瑞竜中のZが黄色でデザインされたものでした。

 

 

なので普通にいけば、青のグローブか黄色、もしくは無難に、黒かナチュラル系を選ぶところを安島くんは、赤。

 

 

 

チームのカラーに1つも入っていない赤をぶっ込んできたわけです。不覚にもどこのメーカーのものか忘れてしまいましたが(たしか玉澤だった気がする)、青白がメインのところに、赤をポイントに持ってくるコーディネートに、密かにインスパイアされていたわけです。

 

 

そして赤いミットを購入。その赤が、未だに自分の中にある”グッとくる赤いレザー感”の源なのではと思っているわけです。

 

 

大人になってからもその欲求は解消されておらず、革をいじるようになってからもグッドな赤い革には手を出せていませんでした。

 

 

(オーダーやプレゼントとしては使っていたけど、自分用に使うことはなかった。)

 

 

しかし最近、なんとも素晴らしすぎる赤い革に出会ってしまいまして。

 

 

 

ポイントをいうと

・まず発色がとても良い

・あのミットのスプリッテッドオレンジ感に近い雰囲気

・なのにタンニンなめし

・ということはエイジングする

・赤い革のエイジングは、汚れたところが茶っぽくなっていくので汚い印象にはならないのでグレート

・シボが入ってて程よく柔らかい

 

 

 

という感じでした。

 

 

あまりに素敵だったので、何かに使いたいと思い、日頃お世話になってる、母親に革小物を作ってプレゼントしました。

 

 

と、ここでこれを書いていて赤の原型を思い出してしまった感があります。

 

 

それは小1の時に母親からもらったELLEの赤いペンケースです。布で出来ているファスナータイプのものだったのですが、なんとも素敵な印象のものでした。

 

 

中で修正液を漏らして、白いシミがついてしまっていたのが残念でした。

 

 

 

とまぁ話が逸れてしまったのですが、母親分に使った革の残りで、自分用にチビ財布を作ったわけです。

 

 

四角大輔さん、本田直之さん共著の”モバイルボヘミアン”という本を読んで、身軽ということにクールさを感じている時だったので、なるべく小さいかつ、素敵な財布を作ろうと思ってつくったわけなんですが、、、

 

 

めちゃ素敵だったわけです。

 

 

 

コバの処理は、イタリア、ジアルディー二社のものを使ったので、発色、防御力共にいい感じ。

 

 

なにより手に持った時の感触と発色がグッド過ぎてなんども無駄にポケットから取り出してしまいました。

 

 

 

カフェに行った時も、テーブルの上に出しておくだけでちょっといい気分になる。

 

お会計の時も若干のドヤ顔になる。そして時々褒められる。

 

 

 

 

そんな赤い革の小さな財布ですが、この度手放すことにしました。

 

 

 

やはりパーソナルカラーというものがあるらしく、自分の色ではないなという感覚が湧いてきました。というより、この色は自分よりもっとピタッとくる人がいるなという感覚になりました。

 

 

 

かつての青と白のユニフォームに赤いグローブをポイントに使ったように、

 

 

デニムに白ティー、そこにこのグレートレッドなチビ財布がちょこっと出てきたらそれはもう本当に素敵です。

 

 

 

パーソナルカラーがピタッときてる人がそのコーディネートをしていたら僕はとても敵いません。

 

 

 

はるか昔、小1のころ、(これを書きながら思い出したけど)そして中2のころから素敵だなと思っていた”赤い革”への気持ちは、しっかりと感じきった上で消化されていきました。

 

 

 

僕自身ではやはりブルーという色の中に何かに特別な力のようなものを感じてしまいます。

 

 

 

使う人によって合う色というのは変わってきますが、オリジナリティー、独自性を出したいという点で、青にこだわりを持ってブランドを育てていけたらいいなと思っております。

 

 

 

 

おしまい。

 

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